180度変わる!これが起業家にしか見ることができない世界
起業すると立ち位置と視野が変わる
このサイトに来られる方は、きっと勤勉な方が多いと思います。今ではブログサイトや本を通じて様々な情報や体験談を受け取るという事ができます。
受け取るという点で、人はまず受け手の人生からスタートする事になります。
親からの教育、学校での教育、その過程で、習い事や遊びなど様々な経験や知識を受け手として受け取ってきました。
受け手がいれば反対側に送り手がいる
受け手送り手で「起業」と「雇用」という働き方について考えてみます。
双方あくまで選択肢です。「起業」も「雇用」も選択肢という意味では同列です。
それでは何が違うのか、それは受け手送り手の対象が違っています。
それでは「働いてお金を得る」という経済活動の面で見てみます。
※ここでいう送り手はサービスや商品を提供する相手の事です。
「雇用」
受け手=お金がもらえる先=会社
送り手=会社が定めたお客様(選べない)
「起業」
受け手=お金がもらえる先=お客様
送り手=直接のお客様(選べる)
「やりがい」や「自己成長感」の違いはここから生じる
「起業」はシンプルでお客様にサービスや商品を提供し(送り手となり)
満足してもらえた後にお金という対価(受け手になる)をもらえます。
誰にそのサービスや商品を届けたいか、お客様を選ぶ事ができます。
そして顧客満足度ともらえるお金が比例するのが起業といえます。
雇用の方は少し複雑です。まずサービスや商品が決まっています。
ある程度売り先も決まってきているため、出来るだけ多くの人に喜んでもらいたい(送り手となりたい)と思っても、
自由にお客様を取捨選択する事は出来ません。
また満足してもらえても、直接はお金をもらう事は出来ません。
決まった形態で給料という形で会社(受け手になる)からもらっているため、
顧客満足度ともらえるお金は比例しません。
※完全歩合給の会社は除く
「雇用」は直接お客様からお金をもらっていない
雇用というのは労働法によって守られているため、月給という形でお金がもらえます。
雇用における月給はダントツに有り難いメリットです。
これを逆手にとって最小の労力で最大の報酬を得ようと努力しない人もでてきてしまいます。
サラリーマンは気楽な稼業と言われる所以です。
定められた顧客とはいえ、目の前の顧客を喜ばせる事と給料がイコールでないわけです。
すなわち雇用における給料という対価は、雇用された人の人生の時間を拘束した事への対価で。
会社側が雇用者に対して感謝によって支払われていると言っても過言でありません。
ここにギャップがあるため、「やりがい」や「自己成長感」に直結しないケースがでてきます。
今、起業のきっかけは「やりがい」「自己成長感」が上位
例えば、
「会社が給料は払ってくれても全く感謝を感じない。」
「自分の人生を切り売りしてるのだから、もっと給料が高くないと自分を安売りしているようだ。」
「目の前のお客様に本当に喜んでもらえる事をしてお金をいただきたい。」
…など様々な感情や欲求が湧き上がってきます。
特に仕事に慣れてきて余裕もでてくる勤続3年目以降に多いかと思います。
そこで今まで受け手として生きてきた時、自分の経験や知識をもって、
送り手として自分を表現したくなるわけです。
本当の自分とは「送り手と受け手が一致」した時実感する
そこで起業という手段が選択肢としてでてくるわけです。
自分を表現したい欲求=表現欲求
が起業の根底にあると私は思います。
起業の一歩はどんな送り手になりたいか考える事
起業を考えるなら、まず発信なしに(送り手ならずして)受け取る事はできません。
起業の選択肢を考えた時に、一番大事な事は自分が起業を通じて何を発信したいかです。
たまに、ただ儲けたいから起業したいという方もいますが、儲けるというのは発信した後、受け取った量の多さになります。商売は常に発信が先なわけです。
ただ儲けたいではダメ?
起業の根底にはまず発信したいという欲求が根底にあるはずです。
ただ儲かりそうで始めたものは、予想外に儲からないと分かった瞬間に一気に冷めます。
またつらい時期に強い想いや理念がないとそこを乗り越える事は難しいでしょう。
そのように儲けばかりに目がいっているので、逆に詐欺や怪しい儲け話に騙されやすくなります。
※詐欺や怪しい儲け話は先に受け取れますよって近づいてくるからです。
起業には目に見えていない受け手の存在がある
少し話がそれてしまいましたが、起業という選択肢は発する側=送り手になる手段でした。
あなたは何を発信したり、送りたいのか。
そして受け手にはどんな感情やメリットをもたらすのか。
そこをトコトン突き詰めていく生き方です。
もし今あなたが「起業」という選択肢を考えているのであれば、
起業して何を発信したいのか?
それはどんな人に受け取ってもらいたいのか?
そこをトコトン突き詰めて、考えてみてはいかがでしょうか。
あなたの「本当の自分」や「やりがい」の答えがきっとそこにあります。