名刺で人を判断するシンプルチェック項目

名刺交換から始まる営業の第一歩

まず起業して新規営業をしようと思った時、真っ先に思いつく選択肢として多いのは異業種交流会です。そこには同じように起業してこれからの方、スタートしたばかりの方が多くいらっしゃいます。

しかし異業種交流会ではどちらかというと、あなたのサービスを買ってくれるという人より、あなたにサービスを売りたい人の方が比率として多いです。

 

売りたい側がどうしても多い

その理由の1つは起業したての仕事が少ない時期に行かれる方が多いからです。

また一緒に協業しませんかという方も多く、起業したての時は何が正しくて信用できて、良い話なのか悪い話なのか…など判別も難しいです。

そのためその人物の信用度や本気度などは出来れば早い段階で見極めたい所です。

 

勧誘や無駄足に疲弊し外に出るのを躊躇してしまう

もちろん経験や一期一会の世界なので、数多くの出会いを無下にしてはいけません。

しかし勧誘や一方的な売り込みに関わった時間や労力や心労を考えると、見えないコストとして非常に高くつきます。

長い目でみても人を見る目を養う事は、一見さんと多く会う起業家には必須のスキルといえます。

 

小さな起業家は信用が一番

そもそも集客ができない、やり方が分からない方同士が協業しても、お互いに集客を期待するだけで良い関係の継続に繋がりにくいでしょう。

最悪組む相手を見誤って、自身のイメージや信用にマイナスを与えてしまうケースもありえます。

起業家にとって信用や評判を失うのは後に取り返しがつきません。

などなど、前置きが長くなってしまいましたが、これからビジネスを真剣に頑張る方に少しでも参考になればと思い、初見で役立つ名刺から判断する、お相手の本気度&信用度や仕事の集客経路を見ていきたいと思います。

 

名刺に載っている情報

まず名刺には以下の項目が書かれているケースが多いです。

  1. 会社名/屋号
  2. 事業内容
  3. 名前
  4. 電話番号
  5. メールアドレス
  6. 住所
  7. ホームページ/ブログ

※この7つがしっかりと記載されている方は、起業これからの段階では少ないかもしれません。

 

見極めるポイント4つ

その中で見極めるポイントは、

この4つです。この項目毎に本気度と仕事の流入経路を察していきたいと思います。

 

会社名/屋号
信用度順 費用の掛け方 捉え方
株式会社(法人格) 20万~ 大手企業と同じ土俵
屋号(開業届け出している) 0円 税務署に提出して本気
屋号(開業届け出していない) 0円 名乗っているだけで本気なの?
名前のみで屋号なし 0円 まだ方向性が決まっていない?

 

仕事を頂きたい、または良い協業先を求めているなら、「株式会社」か「個人開業」までは整えておきたい所です。

特に大手企業は「株式会社(法人格)」でないと取引口座が持てないというケースがあります。法人格の中にも「合同会社」「社団法人」「NPO法人」などあります。※詳しくは法務局へ

起業して間もない内からいきなり株式会社にしてスタートするごく少数の方と会いますが、本気度と勢いが断然違います。人生を掛けている感は圧倒的です。そこに魅力もあれば、出会いを加速しスタートダッシュに繋がっている方もいます。

 

開業届を出すと身が引き締まる

事業の成長や身の丈に合わせて…も正論ですが、無鉄砲と思い切りの良さ、そういったセンスはどこか紙一重な気もします。

理想は「株式会社(法人設立)」ですが、費用は掛からないので最低でも「個人事業で屋号(税務署に開業届け済)」は準備して望むべきです。

 

メールアドレス
信用度順 アドレス例 捉え方
独自ドメインアドレス ●●@toyota.com 大手企業と同じ表示
メールサービスアドレス ●●@nifty.com メールアドレスだけ?
無料メールアドレス ●●@gmail.com グーグル、ヤフーので大丈夫?
アドレスもなくSNS記載 ID記載 SNSをしている人だけで商売?

 

仕事を頂きたい、または良い協業先を求めているなら、「独自ドメインアドレス」まで準備しておきたい所です。

独自ドメインのメールアドレスを取得するということは、

①独自ドメインを契約

②レンタルサーバーを契約

③メールアドレスの取得

の契約&行程をドメイン提供会社へ済ましている方になります。

 

GメールやYahoo!メールのデメリット

「無料メールサービスのアドレス」を利用していたとしても、後の事業拡大の中でHPは持つ事になるからです。

個人利用には非常に便利なYahoo!やGmailは、商売用に使うにはフリーアドレスでは信用度が低く見られがちです。もしトヨタさんに自動車見積もりのメールした時に、返信が個人のGmailで返事きたら、ちょっと大丈夫?と思ってしまいますよね。

 

SNS記載だけでは信用度は低い

またSNSのIDだけが書いてあるだけでは、知り合った方のみやSNSをしている個人だけをターゲットにしているのか、趣味や個人活動の延長くらいで、事業を営んでいるとまでの印象は持ちにくいです。

自身が新規集客を取っていきたい、または意識をしているなら、相手とのメールやり取りで信用ある体制は必須です。新規集客を意識しているなら「独自ドメインのメールアドレス」は準備しましょう。※年間数百円~数千円程度です。

 

住所
信用度順 費用の掛け方 捉え方
事務所・レンタルオフィス ◯万円~ 行けば会える
住所貸し・バーチャルオフィス ◯千円~ 常駐はしていないの?
自宅 0円+勇気&リスク 郊外だけど大丈夫なの?
表記なし 0円 どこで商売をしているの?

 

仕事を頂きたい、または良い協業先を求めているなら、「事務所・レンタルオフィス」が理想ですが、起業これからの人にとっては、初期費用や固定費も馬鹿になりません。今どき、賢く小さく始めるなら「住所貸し・バーチャルオフィス」から始めても問題ないでしょう。

 

自宅表記がリスクに(女性は特に)

また「自宅」を掲載する方は、今どきですとグーグルマップなどで詳細まで見えてしまうので、プライバシーのリスクは発生します。また勇気とリスクこそ取ってはいますが、郊外の住所だと地の利が活かせないイメージも与えてしまいます。

もし市内や都心部で活躍したいのであれば、顧客と同じ土俵である市内や都心部の住所を最低限の「住所貸し・バーチャルオフィス」で準備して相談や依頼をしやすいよう機会損失を防ぎたい所です。

 

ホームページ/ブログ
信用度順 費用の掛け方 捉え方
自社ホームページ ◯万円~ しっかり作られているし伝わる
無料ホームページ 0円 他社プラットフォームで商売?
無料ブログ 0円 新規集客はできている?
持っていない 0円 後に繋げる気なし?

 

仕事を頂きたい、または良い協業先を求めているなら、「自社ホームページ」の一択となります。

もし「無料ホームページ」で始めてしまって、後に自社ホームページにするとなっても、ドメインの所有権や移転、移行期間でサイトは一時非公開にしたりと、手間やコストが掛かったり後から引っ越すには問題が山積みです。またサービス次第でSEO対策にもできる限界があります。

 

無料ブログサービスの限界

また「無料ブログ」は無料が故のSEOの弱さ、広告表示、禁止事項など利用規約に縛られる事になります。

良い面はブログサービス内で認知される事で加速しやすいです。ですがそこにも同一商売で先駆者がいると、そこでも太刀打ちできないのが後発の憂いです。

同じく無料ブログだけで事業を大きくしていくのは限界と感じた時、いずれ自社ホームページにする段階がやってきます。

 

育てていける自社ホームページを持とう

「自社ホームページ」を持つ事が理想ですが、いくらでもお金をかける事ができます。

まずは小さく始めて、最低限必要なメニュー構成・最低限素人感のないデザインで自社所有する事が大切かと思います。そして利益向上と共に、デザインやメニュー、機能を拡張して自社所有のホームページを育てていく事がとても大切です。

長く事業を真剣にやっていこうとしている方は、「自社ホームページ」の方が多いはずです。

 

信用最低ラインでまとめてみる

  1. 会社名:個人屋号
  2. 事業内容:具体的な事業紹介
  3. 名前:本名
  4. 電話番号:携帯電話
  5. メールアドレス:独自ドメインアドレス
  6. 住所:バーチャルオフィス
  7. ホームページ:自社ホームページ

 

上記のように準備している項目で網羅された名刺であれば、

・事業にかける思いが本気&真剣

・新規集客がうまくいっている方(もしくは新規集客への努力意識がある)

と判断しても大きく外れる事はありません。

 

いただいた名刺はすぐしまわない事

すでにここまで読んで頂いた方なら、”名刺交換した時に、すぐ名刺入れにしまっては絶対ダメ”という事もお分かりかと思います。

それは相手へ興味がない=の印象を与えてしまう上、それ以上に、相手を知れる情報を見ないという事になります。

 

起業家として人の見る目を養う

名刺交換の際には、名刺からでも十分な情報を得ることができます。意外と統計的にみても当たります。

その名刺からの断片的な情報と、名刺交換した人物の人柄、事業への誠実さを元に、起業家としての鑑識眼を養っていってもらえたらと思います。

 

集客の仕組み化を学びたいという方に・・・

起業して成功するためのコワーキングスペース23000時間の運営から培った不変的なノウハウをまとめた一つ、それがこの新規集客するための仕組み化作りのステップです。起業これからの方の起業準備の一助になれば幸いです。ご興味ある方は下記フォームよりダウンロード申込みください。